
香りの記憶
心地良い香りに包まれる穏やかな場所。草花や果実、樹木の香り。心と身体に優しく働きかける自然の力を活かして、北海道の旅を鮮やかに彩る「香りのおもてなし」をスタートいたしました。

北海道の香り。旅の想い出
ふとした瞬間に出会った香りに、旅の想い出が蘇ることがあります。たとえば、碧い海、緑の森、風に揺れる花、瑞々しい果実、賑やかな市場。忘れかけていた記憶のなかの風景が香りをきっかけに鮮明に浮かぶ、そんな経験はないでしょうか。香りを伝える嗅覚は、五感のなかでも特殊な感覚。脳の情動を司る領域に直接情報を伝え、記憶を呼び起こしたり、疲れを癒したり、明るい気持ちに切り替えたり、心と身体を調節する働きがあります。こうした特性を活かした新しいおもてなしは、北海道をイメージした香りの空間演出。エントランスからロビーまで、ラベンダーを主軸にしたくつろぎの香りのアコードでお迎えいたします。

北海道をイメージした香り
北海道をイメージした香りのトップノートはラベンダー、ミドルノートはホーウッド、ベースノートはローズゼラニウム。ラベンダーの優しい雰囲気はそのままにやわらかな木の香りを背景に、丸くキャッチーなインパクトをつくるためにオレンジをごく少量加えています。旅の想い出の香りをご自宅でも愉しんでいただけるように、アロマスティックもご用意いたしました。2018年7月販売開始予定
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オリジナルアロマスティック
北海道の香りを染み込ませたルームフレグランス。スティックを短く折って、またはそのまま瓶などに入れてお愉しみください。
スティック5本入り¥1,800 -
Lavender ラベンダー/トップノート
第一印象を決めるトップノートは、北海道を代表するハーブ、ラベンダー。花と葉から抽出される精油は、爽やかで優しい香り。心身の鎮静作用に優れています。
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Howood ホーウッド/ミドルノート
背景に香るのは、落ち着きのあるウッディノート。ホウショウ(芳樟)の木部から得られる精油。木のぬくもりを感じる香りで、ラベンダーと同様に高いリラックス効果があります。
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Rose geranium ローズゼラニウム/ベースノート
静かな存在感を発揮するのは、フローラルノートのローズゼラニウム。その名の通り薔薇の花に似たやや甘い香りで、くつろぎの旅にふさわしい優しさを演出します。

札幌の夏。ラベンダーに出会う
「北海道」と聞いてイメージする風景のひとつが、青い空と紫色のラベンダー畑。その精油は、最も親しまれている香りです。日本で初めて香料原料としてのラベンダーが栽培されたのは、札幌グランドホテルが開業した1934年の3年後。1937年からの試験栽培の後、1940年から本格栽培を開始した南沢農園の跡地に近い札幌南沢神社境内には、「ラベンダー栽培発祥の地」の記念碑があります。札幌で出会うラベンダーの花。見頃は、例年7月中旬から8月上旬。約5,000株のラベンダーと札幌の街が一望できる幌見峠ラベンダー園をはじめ、ほんの少し足を延ばせば、自然のままのラベンダーの香りを愉しむことができます。
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幌見峠ラベンダー園
札幌の街を見下ろす斜面に広がるラベンダー畑。開園は7月中旬~8月上旬予定。ホテルから車で約20分。
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東海大学札幌キャンパス内ラベンダー畑
キャンパスがある南沢地区が、ラベンダー栽培発祥の地であることから、毎年、7月に一般公開され、ラベンダーまつりも開催されています。ホテルから車で約25分。
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百合が原公園・かおりの庭
世界の百合広場には、約100種類のユリが植栽され、7月は、かおりの庭のラベンダーとユリの鮮やかな風景を愉しむことができます。ホテルから車で約20分。
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サッポロさとらんど
遊びながら農業と親しむ北海道ならではのテーマパーク。SLバスや馬車、レンタサイクルでラベンダー畑と園内を散策するプランもおすすめ。ホテルから車で約30分。